マンション・開発・経営

野村不、東京メトロと共同でビル開発 駅直結2棟

 野村不動産は、シリーズ展開している中規模ハイグレードオフィスビル「PMO」を、東京メトロと共同で2棟開発する。場所は、東京メトロが駅バリアフリー設備整備のために取得した丸ノ内線の新宿御苑前駅と半蔵門線の半蔵門駅の所有地上部。竣工後の管理運営は野村不動産が行う。
 「PMO新宿御苑前計画」(仮称)は、敷地面積が480平方メートルで、地上9階・地下3階建て。竣工は2017年度の予定。
 「PMO半蔵門計画」(仮称)は、敷地面積867平方メートルで、建物規模は地上10階・地下1階。2016年度の完成を予定している。
 野村不動産がシリーズ展開している「PMO(プレミアム・ミッドサイズ・オフィス)」は、中規模サイズでありながら大規模ビル並みの機能性とグレードを持つオフィスビルのこと。2008年に1号案件「PMO日本橋本町」をスタートしてから、これまでに13棟を竣工し、いずれも高稼働しているという。都内千代田区や中央区、港区のほか、新宿区、渋谷区にもエリアを拡大し、今回の2棟を含めて現在11棟が計画中となっている。