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首都圏の3月中古マンション成約数、再び増加基調 東日本レインズ

 東日本不動産流通機構(東日本レインズ)がまとめた首都圏における3月の不動産流通市場動向によると、中古マンションの成約件数が再び増加基調に転じた。成約価格は中古マンション、戸建て共に前月比で下落している。

 中古マンションの成約件数は3994件(前年同月比4.3%増)。2月は18カ月ぶりに前年同月を下回ったが、当月は再び上回った形だ。一方で価格動向は、前月と比較するとやや軟調。1平方メートル当たりの首都圏平均成約単価は41.66万円(同4.9%上昇)で、前月比はほぼ横ばい。同成約価格は2665万円(同2.7%上昇)、前月比は1.0%下落だった。