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JLL 中国の大規模商業施設に日系ブランド誘致へ

 総合不動産サービスのジョーンズラングラサール(JLL)は、中国・瀋陽市に建設される大型商業施設「瀋陽K11アートモール」で、日系ブランドのテナントを誘致する。香港の大手ディベロッパーである新世界発展有限公司から誘致業務を受託した。ほぼ全ての業種・業態の出店誘致を担うという。

 「アートモール」は延べ床面積25万9000平方メートルで、瀋陽市で最大級の商業施設となる。2016年1月に開業する予定。新世界グループが開発する大型複合施設「瀋陽New World Center」内に位置し、オフィスやホテル、サービスアパートメント、カンファレンスホールなどに隣接する。

 中国では日本製品や日本食の安全性、品質、デザインなどへの評価が高く、中国の商業施設における日系ブランドの需要も増加傾向にあるという。JLLでは、日系ブランド約1000社とのネットワークや、商業施設のテナント誘致・運営管理の実績を生かす。