国土交通省はこのほど、13年度上半期受注分の「建築物リフォーム・リニューアル調査報告」をまとめた。この調査は、13年4月1日から9月30日までの建設業者に対して、元請けとしての建築物リフォーム・リニューアル工事の受注高などを調べたもの。
それによると、全体の受注高は5兆8129億円で、前年同期比33.8%増となり、08年の調査開始以来最高となった。住宅に係る工事は2兆2452億円(同49.8%増)、非住宅に係る工事は3兆5677億円(同25.4%増)で、いずれも調査開始以来最高。住宅工事は、前年同期に比べ、1.5倍の受注高となった。伸びの背景には、「マンションのリノベーションなど大型発注があったのに加え、消費増税前の駆け込み需要がある」(同省建設経済統計調査室)としている。
受注件数を目的別に見ると、住宅・非住宅とも劣化や壊れた部位の更新・修繕、省エネルギー対策工事が多かった。
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