国土交通省は7月4日、13年秋から検討してきた、新たな国土のグランドデザインについて、「国土のグランドデザイン2050~対流促進型国土の形成~」として取りまとめたと発表した。
急速に進む人口減少や巨大災害の切迫など、国土形成計画(08年閣議決定)策定後の東日本大震災の発生などの大きな状況の変化を受け、2050年を見据えた国土づくりの理念や考え方を示すもの。
人口減少に対応するため、「コンパクト+ネットワーク」を推進。単なる2次元的空間から知識・情報空間が融合した3次元的空間の中での循環が「対流」を起こす。数多くの小さな対流が創発を生み出し、大きな対流へとつながる「対流・創発促進型国土」を目指すとした。
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