東京カンテイ(http://www.kantei.ne.jp/)の調査によると、10月の首都圏・分譲マンション賃料は、東京都の事例シェアが引き続き拡大した影響で前月比1.3%上昇の2681円(1平方メートル当たり、以下同)となった。5月に記録した直近1年間での最高値(2656円)を上回った。都県別で見ると、東京都は3184円(前月比0.1%上昇)で5カ月連続の上昇だが小幅に留まった。埼玉県は平均築年数が進んだものの、比較的賃料水準が高いさいたま市や川口市で事例数が増えたため、プラス0.9%の1594円。神奈川県は2020円(同0.2%下落)、千葉県は1555円(1.8%下落)で、共に下落した。