国土交通省は4月20日、熊本県の益城町と熊本市における被災建築物の応急危険度判定の実施状況をまとめた。開始日は4月15日。
益城町での累計実施件数は1518件。判定結果は、「立ち入り危険」を示す赤が828件、「立ち入るときは要注意」の黄が401件、「使用可能」の緑が289件だった。熊本市は累計実施件数が219件で、判定は赤が91件、黄が105件、緑が23件。
応急危険度判定は大地震による被災建築物を調査し、倒壊の危険性や外壁・窓ガラスの落下の危険性を判定する取り組み。二次被害の防止が目的。都道府県に認定登録された判定士が行う。
政策