ロジコムグループのLCレンディング(東京都港区、山中健司社長)は、ソーシャルレンディングと呼ばれる「融資型クラウドファンディング」を活用した新しい不動産投資商品を提供している。インターネットを通じて不特定多数の人から少額ずつ資金を集める仕組みで、同社の場合、1口数万円から投資できる。幅広い個人投資家層を開拓中だ。
ソーシャルレンディング事業は昨年7月からスタートした。主な投資対象は、ホームセンターやスーパーマーケットが入居する既存の郊外型商業施設だが、最近はホテルや開発案件など種類が広がりつつある。投資家からの資金を不動産ファンドにメザニンローンとして貸し付ける。
1案件当たりの募集総額は1000万~5000万円で、これまでに約100件を募集し、総額33億円を集めている。
投資