三菱地所レジデンスはこのほど、東京都新宿区で事業参画中の「メゾンドール早稲田」マンション建て替え事業において、マンション建替え円滑化法に基づくマンション建替組合の設立が認可された。国有地(国家公務員宿舎)を隣接施行敷地とし、円滑化法に基づき施行するマンション建て替え事業は国内初。同社では、「国有地の有効活用による老朽マンション耐震化促進手段としても有意義な取り組みだ」としている。
総戸数35戸のメゾンドール早稲田(1971年竣工)と、同じく35戸の国家公務員宿舎(1970年竣工)が建て替え対象物件。新たに総戸数115戸のマンションとなる。今回の事業で、同社が手掛けたマンション建て替え事業は16件となる。