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千葉や埼玉の郊外エリア堅調 16年居住用賃貸物件 アットホーム

 アットホームは首都圏を対象にした16年・年間の居住用賃貸物件の登録と成約状況の結果をまとめた。首都圏の「成約数」は再びマイナスとなり、前年比5・9パーセント減の23万6263件だった。特に「東京23区」と「神奈川県」の減少幅が大きく、賃料の高いエリアでユーザーのニーズが低下した一方、「千葉県」や「埼玉県」の郊外エリアでは堅調だった。
 平均の「成約賃料」は、「マンション」が4カ月ぶりに下落、「アパート」が4年連続で上昇した。内訳を見ると、「新築マンション」は4年ぶりに下落、「中古マンション」も再び下落した。「新築アパート」は3年連続で下落した一方、「中古アパート」は2年連続で上昇した。「千葉県」では新築・中古ともにアパートが上昇した。