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国内景気は回復、不動産は5カ月ぶり悪化 TDB3月調査

 帝国データバンク産業調査部はこのほど、3月の景気動向調査結果を発表した。調査は全国2万社以上を対象に、インターネットで実施。それによると、景気DIは前月比0.8ポイント増の46.2となり、2カ月連続で改善。国内景気は、自動車関連の好調や人手不足対策の需要増加などを追い風に回復傾向が続いた。
 業界別では、1年7カ月ぶりに50台を回復した「サービス」(50.4)など7業界が改善。一方、「不動産」は前月比0.5ポイント減の49.4で、5カ月ぶりに悪化。低金利の追い風は続くものの、不動産価格の高止まりや今後の金利上昇を懸念する見方が増してきた。