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三菱地所が丸の内で通信網構築実験 新通信規格を活用

  三菱地所は9月1日、同社が実施する総合防災訓練で新通信規格「LPWA」回線を使った位置情報把握の実証実験を実施する。
 LPWA回線は現在のところ、日本では通信事業者免許が不要な通信方式で、独自のネットワークで中長距離での通信が可能。必要電力も少なく、低コストで通信可能となる回線で、今後IoT化の進展により、発展が予想されている。
 この実証実験は、大規模地震が発生し一部の通信回線が使用不可能となった場合を想定し、「大丸有エリア」で災害時に対応する同社社員の位置情報を把握するために行われる。