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19年春 法隆寺の参道に門前宿をオープン 積水ハウス

 積水ハウスは、和空プロジェクト(大阪府大阪市、熊澤克己社長)と業務提携して取り組んでいる「宿坊創生プロジェクト」の一環として、奈良県の世界遺産・法隆寺の参道に門前宿「和空法隆寺」を開設する。積水ハウスが建物の設計・施工を担当し、和空プロジェクトが管理運営を行うもので、4月に大阪市で開業した「和空下寺町」に続く第2弾の事業となる。建物は18年8月に着工、19年1月に竣工し、19年春に開業する予定。
 「宿坊創生プロジェクト」は、日本の伝統寺社の魅力を国内外に発信することなどを目的として両社が取り組んでいる事業。今回の「和空法隆寺」は法隆寺への参拝や周辺の観光のほか、施設内での日本文化体験なども行える。
 建物は軽量鉄骨造りの地上2階建てで、本館・別館共に延べ床面積は1495平方メートル。総客室数は約60室で、宿泊料は1泊2食付きで1万6000円(税別)を予定している。