住まい・暮らし・文化

外国籍の顧客専門の住宅営業所を開設 三承工業

 岐阜県で住宅の建築やリフォームなどを手掛けている三承工業(岐阜市、西岡徹人社長)は20日、同県可児市に外国籍の人専門の住宅営業所「SUNSHOW Global Office」を開設する。
 同営業所開設に当たっては、同社が14年に美濃加茂支店を開設して以来外国籍の受注が増えており、現在では全体の2割を占めているという背景がある。そうした中、外国籍の人が住宅を購入する際のハードルとして、住宅ローンの借り入れや永住権取得の有無、言語の壁などがあるため、「より充実したサービス提供のため」(同社)、今回の専門営業所の開設に至った。
 同営業所では主に英語とポルトガル語を使用し、住宅ローンの融資手続きや申請業務、土地探しなどは日本人のスタッフが行う。また書類やパンフレット、看板なども各言語に対応し、住宅取得についての一貫したサポートを行っていく。