マンション・開発・経営

世界初、燃料電池とSEH蓄電システム連携マンション 積水ハウスほか

 積水ハウスは大阪府大阪市で事業主として開発を進めている高層分譲マンション「グランドメゾン上町台ザ・タワー」において、大阪ガス(大阪府大阪市、本荘武宏社長)と共同で、家庭用燃料電池エネファームタイプSを全戸に、スマートエネルギーハウス蓄電システムを一部住戸に採用した次世代エネルギーシステムを導入する。両設備を連携させた仕様は世界初(同社調べ)となり、従来の一般的な設備と比べ年間CO2排出量を52%、購入電力料を97%削減可能(大阪ガスによるシミュレーション値)だとしている。
 同マンションは鉄筋コンクリート(一部鉄骨)造りの40階建てで、住戸数は244戸、延べ床面積は約3万300平方メートル。1月から販売を開始しており、、19年12月の竣工を予定している。