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業況DI、売買仲介は首都圏・近畿圏・福岡県で改善 アットホーム調べ

 アットホーム(東京都大田区)が地域の不動産仲介業者を対象に四半期ごとに行っている景況感調査(17年10~12月期)によると、賃貸仲介では、主要4エリア(首都圏、近畿圏、愛知県、福岡県)のうち近畿圏と福岡県が改善した。前期好調だった首都圏は、その反動もあり再び低下した。来期(18年1~3月期)は、首都圏、近畿圏、福岡県、北海道、広島県の5エリアが改善の見通し。
 一方、売買仲介では、首都圏、近畿圏、福岡県の3エリアが改善した。DI値は、首都圏では5期連続で緩やかな上昇が続き、近畿圏では直近3期が47台で堅調に推移している。来期は、この3エリアが引き続き上昇するほか、広島県が大幅な改善を見込んでいる。