伊藤忠アーバンコミュニティはこのほど、慶應義塾大学の「元住吉国際学生寮」(川崎市中原区)を開業した。マンション開発で培った機能やノウハウを持つ伊藤忠商事と、40年以上の学生寮運営を有する伊藤忠アーバンコミュニティの両社で企画して2月に完成。運営管理を担う伊藤忠アーバンコミュニティとしては初めての大学専用の寮となる。
規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ約3205平方メートル。寮室156室、管理人室1室。管理員夫婦が住み込み24時間の有人管理とICカードキーシステムによる入退館管理、朝夕の食事提供などが特長。156室中60室に留学生が入居するなど、同大学が目指す「日常的に日本人学生と留学生が交流し、共に成長できる学生寮」を実現する。