CBREは4月18日、全国13都市のオフィスビル市場動向(18年第1四半期)を発表した。
東京では、グレードAの空室率が対前期比0.5ポイント増の2.3%となり、賃料は同0.1%増の3万6500円だった。
一方、大阪はオールグレード空室率が同0.6ポイント減の1.9%を記録した。2%を下回ったのは93年の調査開始以来、初めてのこと。拡張意欲が旺盛なテナントの中には、希望条件に合わないエリアやビルでも、スペースを確保する動きが見られたという。
名古屋では、オールグレード空室率が同0.6ポイント減の2.0%となり、93年第4四半期の調査開始以来の最低値を記録している。