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新設住宅着工戸数、17年度は94万戸で3年ぶりに減少 国交省

 国土交通省が4月27日に発表した建築着工統計調査によると、17年度の新設住宅着工戸数は94万6396戸だった。前年度比は2・8%減で、3年ぶりの減少となっている。
 利用関係別では、持ち家が28万2111戸(同3・3%減)、貸家が41万355戸(同4・0%減)、分譲住宅が24万8495戸(同0・3%減)と、いずれも3年ぶりに減少している。分譲住宅のうち、マンションは10万8278戸(同3・6%減)で2年連続の減少。戸建ては13万7849戸(同2・3%増)と3年連続で増加した。
 地域別に見ると、首都圏が32万7384戸(同4・6%減)、中部圏が10万7562戸(同0・8%減)、近畿圏が13万6197戸(同4・1%減)、その他地域が37万5253戸(同1・4%減)で、すべての地域で減少している。