矢野経済研究所はこのほど、住宅リフォーム市場の調査を行い、18年第1四半期の市場規模(速報値)を発表した。
18年第1四半期(1~3月)の市場規模は1兆1946億円、前年同期比7.6%減と推計。17年度(17年4月~18年3月)の市場規模は6兆1375億円、前年度比1.7%減と推計した。
18年の市場動向は、前年以上に変動要因の見当たらない市況となり、低調に推移する可能性が高いと予測する。
その一方、今年秋頃から、19年10月に予定されている消費税の再増税を踏まえ、大型リフォームなどの需要が顕在化するケースが考えられ、株価や景気動向などの外部環境に大きな変化がなければ、上半期低調、下半期にかけて回復基調と予想している。