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住宅ローン特化型AIチャットB 3カ月で2万件超対応、iYell

 住宅ローンテック企業のiYell(いえーる、東京都渋谷区、窪田光洋社長)は、同社が提供する住宅ローン特化型AIチャットボットに寄せられたQ&Aが、4月23日のリリースから3カ月で2万件を超えたと発表した。
 同チャットボットは、住宅ローンの専門用語や独特の言い回しを自動で解釈し、消費者からの質問に自動で返答するAI(人工知能)。機械学習を活用したシステムで、利用するたびに進化し、より最適な回答を生成できるようになる。
 これまで寄せられたQ&Aを解析したところ、会話のはじめに同チャットボットが提示する選択式の質問で「借り入れを考えている」を選んだ人が全体の50%超に及んだことも分かった。
 同社は、同チャットボットの提供により、金融機関の住宅ローンに関する煩雑な顧客への対応が自動化し、24時間365日対応できる環境をつくることで、消費者が気軽に住宅ローンについて知ることができる社会の実現を目指している。また、金融機関の一部業務を省力化して、人にしかできない業務の価値や水準を高めたいとしている。