デザイン住宅や収益型マンションなどを開発しているベストウェイ(東京都目黒区、黒田史郎社長)は、17年11月に設立したグループ会社、琉球ベストウェイ(沖縄県那覇市)と共に、宿泊施設「HIDEOUT OKINAWA URUMA(ハイドアウト・オキナワ・ウルマ)」(沖縄県うるま市石川東恩納1710-1)を7月27日に開業すると発表した。
同宿泊施設は、「ユーザーファースト」「ローカルファースト」「コミュニティファースト」という3つの理念に基づいてつくられた。同社は、フルサービス型のホテルではなく、宿泊者自身が創造的に過ごすためのコンドミニアムスペースとして、宿泊者が快適に過ごせるような「フレンドリーサービス」に注力。セルフチェックイン制度、ランドリー設備、食材宅配サービス(有料)などを導入し、要望に応じて、宿泊者同士、あるいは近隣住民などと密に接することを可能にした。同宿泊施設は、在沖縄米軍ファミリー向けの高級住宅街に隣接しており、共用部を近隣住民に開放している。
同宿泊施設のロゴをデザインしたアーティストのMHAK氏は、宿泊者専用プールに同氏独自の通称モコモコ柄を描写。ローカルとビジターをシームレスにつなぎ、多くのクリエイターが暮らすうるま市の「文化的情報の発信基地」となることを目指す。