アットホームの調査によると、6月の首都圏における新築戸建て住宅の平均成約価格は3477万円(前月比2.6%下落)で、3カ月ぶりに下落した。エリア別に見ると、東京23区の平均価格は4722万円(同5.8%下落)と下落。東京都下は3859万円(同1.0%下落)、神奈川県は3648万円(同2.3%下落)、埼玉県は2954万円(同3.7%下落)といずれも下落した。千葉県は2905万円で、同3.9%上昇とエリアで唯一の上昇。神奈川県が価格水準の高い横浜市の成約減などにより3カ月ぶりに下落。また、東京23区では、高額物件の多い城北・城西エリアの一部で成約減、価格下落となり、平均価格が3カ月ぶりに5000万円を割り込んだ。
09年1月を100とした価格指数を見ると、首都圏の価格指数は前月比2.6ポイント減の98.2。千葉県が最も高い値となっており、105.9(同4.0ポイント増)だった。