CBREは10月23日、18年第3四半期の全国13都市オフィスビル市場動向を公表した。
グレードAでは、東京の空室率は対前期比0.5ポイント減の0.9%を記録。07年第2四半期以来、11年ぶりの1%以下を記録した。大阪の空室率は同0.7ポイント増の0.9%を計上。名古屋の空室率は同0.3ポイント減の0.6%と、93年第4四半期の調査開始以来、最低値を更新した。
地方都市の注目動向では、さいたま市の賃料が同2.5%と大幅に上昇し、過去最高値を更新。神戸市では空室率が過去最低値を大幅に更新し、初の2%以下(1.9%)となった。福岡市の賃料上昇率は同3.6%増と、過去最高の上昇率を見せている。
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