住まい・暮らし・文化

HISグループと共に三重県で滞在型の複合宿泊施設を開設 住友林業

 住友林業は、エイチ・アイ・エスの子会社であるH・I・Sホテルホールディングス(以下HHH)と滞在型複合施設「アクアイグニス多気」(三重県多気町)の宿泊施設を開発・運営する。
 両社は12月中に共同出資で宿泊施設の保有会社「アクアイグニス多気ホテルアセット」を設立。20年のオープンに合わせ、ホテル・旅籠・ヴィラを開設する。宿泊施設の運営会社を住林、HHH、アクアイグニスの3社で設立する予定だ。
 「アクアイグニス多気」は三重県や多気町などの行政、三重大学や地元の高校といった教育機関と連携して地方創生を目指す滞在型複合施設。8月に民間施設に直結した高速道路のスマートインターチェンジとして国交省から連結許可を全国で初めて取得。約71ヘクタールを、産官学一体で開発し、商業、宿泊、温浴、体験、産直市場といった施設や薬草園・農場を整備する。客室数は208室で内訳はホテル棟154室、旅籠46室、ヴィラ8室(8棟)を予定する。