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前月比1.2%下落 10月・首都圏、新築戸建て成約価格

 アットホームの調査によると、10月の首都圏における新築戸建て住宅の平均成約価格は3514万円(前月比1.2%下落)で、上昇した前月から再び下落した。前年比は4.6%上昇し、4カ月連続の上昇。
 エリア別に見ると、東京23区の平均価格は5143万円(前月比2.2%下落)。東京都下は3793万円(同1.7%上昇)、神奈川県は3737万円(同0.9%上昇)、埼玉県は2977万円(同2.2%下落)、千葉県は2835万円(同1.5%上昇)だった。首都圏の下落は、成約戸数トップの埼玉県の下落および価格水準の高い東京23区の4カ月ぶりの下落が要因。一方、神奈川県では、横浜・川崎市の一部エリアの成約増・価格上昇、県下の高額エリアの成約増・敷地面積拡大による価格上昇が貢献し、平均価格が09年1月の調査開始以来、過去最高となった。
 09年1月を100とした価格指数を見ると、首都圏の価格指数は前月比1.2ポイント下落の99.2。東京23区が最も高い値となっており、111.2(同2.5ポイント下落)だった。