日本不動産学会は5月29日、18年度の国土交通大臣賞と日本不動産学会長賞として各1業績を発表した。
大臣賞に選ばれたのは、三井不動産の「東京ミッドタウン日比谷」。三信ビルディングと日比谷三井ビルディングおよびその間の区道を対象とした再開発事業だが、投資採算性のみを考慮すると各々単独建て替え事業となるところを10数年をかけてエリアマネジメントの考え方など様々な意見を採用し、民間企業の主導によって成し遂げられた意義は大きいと高く評価された。
学会長賞には、(株)アミックス、(株)エドボンドによる「『ハラッパ団地・草加』プロジェクト」が選ばれた。表彰式は、6月3日午後1時から、東京都文京区のすまい・るホールで行われる。