大東建託は10月1日から、独自開発したCLT(直交集成材)工法による木造4階建て賃貸住宅「Forterb」(フォルターブ)の販売を開始する。これまで課題とされた耐熱性や施工性、事業性、工期を解消し、CLTを規格化・工業化した賃貸住宅の販売は、国内初という。
重厚感や木質感、モダンをデザインコンセプトに、シングル向け1K・1DKを基本プランとする。同社は2015年度から3階建て全6戸の実験棟を建設し、検証を重ねてきた。今後、CLT住宅の普及に取り組み、国内のCLT建材の活用を促進し、土地活用での賃貸住宅の選択肢を広げる。