売買仲介 投資

インバウンド向け宿泊施設の取得を断念 イントランス

 不動産投資・再生事業などを手掛けるイントランス(東京都渋谷区)は2020年5月29日、コロナ禍の影響を受け、大阪府大阪市内の法人から取得を予定していたインバウンド向け宿泊施設開発不動産(敷地・建物)の売買契約を合意解約し、また、買主側法人の資金調達が不調になったため和歌山県和歌山市内の販売用不動産(信託受益権)の売買契約を解除した。

 取得予定だったのは、大阪市中央区内で市営地下鉄線「長堀駅」徒歩8分・「堺筋本町」駅徒歩7分に立地する敷地と建物で、敷地約185平方メートル、建物延べ約1017平方メートル。

 一方、売却を予定していたのは、和歌山県和歌山市内に所在する和歌山マリーナシティ内の施設のうち、「和歌山マリーナシティホテル」「紀州黒潮温泉」「ソルカサ・デル・マール(1階店舗部分)」の3物件。