大江戸温泉リート投資法人の資産運用会社である大江戸温泉アセットマネジメント(東京都中央区)は、温浴施設「大江戸温泉物語 レオマリゾート」(香川県丸亀市)の動物園跡地・駐車場用地の一部土地をセール・アンド・リースバック方式により、2020年10月23日付けで、国内法人へ8億500万円で譲渡した上で、賃借権を1億4500万円で取得する。一部土地の更に一部では、取得先法人らが太陽光発電事業を行う。
同投資法人では遊休土地の有効活用の一環で再生可能エネルギー事業に貢献しつつ、転貸借の賃料収入の形で投資の一部回収を行って将来の取得資産の資金を確保し、純資産価値(NAV)を改善させるのが狙い。
対象地は、香川県丸亀市綾歌町岡田上字国吉2312の22の約19万6542平方メートル。当該地の一部では取得先法人が区分地上権を設定し、他の事業者が太陽光発電事業を行う。同投資法人ではこの区分地上権に優先する賃借権を取得する。将来的に対象土地が売却される際には優先的に購入できる権利を付す。