不動産テック企業のイタンジ(東京都港区)は、グループ会社のRENOSY X(リノシー クロス)(同住所)から、不動産売買業務向けSaaSに関する事業を譲り受けた。事業移管したのは、不動産売買の業者間の確認業務をオンライン化する「2秒でブッカク!」、AI-OCRによる販売図面の自動読取ツール「ブッケンSCAN!」で、サービス内容の変更はなく、導入企業は継続して利用できる。
イタンジでは従来から、不動産賃貸業務用SaaSサービス「ITANDI BB+」(イタンジビービープラス)を提供しており、今回の事業移管により、不動産売買領域にも進出する。賃貸と売買の双方で不動産業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を支援する。