リコーは8月19日、360度画像のバーチャルツアー作成サービス「THETA 360.biz」の契約数が1万社を突破したと発表した。サービス開始から、主に不動産業のバーチャル内見で活用されてきた。同社によると、近年のリモートワーク、DX推進の影響で需要は急拡大しており、建築会社、中古車、会社、学校、展示会等の施設紹介など、様々な用途でバーチャルツアーが利用されているという。
「THETA 360.biz」は14年10月に開始した法人向けクラウドサービス。全天球カメラ「RICOH THETA」で撮影した360度画像を使用し、誰でも簡単にバーチャルツアーを制作・公開できる点が特徴だ。