不動産テック企業のリーウェイズ(東京都渋谷区)は、同社で開発・提供する不動産価値分析AIクラウドサービス「Gate.」(ゲイト)が、「IT導入補助金2021」の対象ツールとして認定された。導入企業は一定の審査を経て、費用の3分の2、最大450万円の補助金を受け取れる。
同サービス・シリーズは、2億件超の物件データに基づき、AIで分析する。クラウド上で全期間の利回り、賃料や物件価格の査定、空室率や賃料下落などの推移シミュレーション、50年先まで分析するキャッシュフローなどの詳細な分析により、市場調査ができる。数クリックで提案資料を出力し、PDFでのダウンロードも容易に操作できる。従来の査定・調査で掛かる一般的な180分の業務時間を、最短で5分に短縮して業務効率化を図れるという。
上記の機能の「ゲイト・インベストメント・プランナー」のほか、市場調査機能の「ゲイト・マーケット・サーベイ」、オフィス市場分析ツールの「ゲイト・オフィス・マーケット・サーベイ」が今回の補助金対象ツールに認定された。