住友林業は22年から、岐阜県立森林文化アカデミーと連携して、森林総合教育の出前プロジェクト「morino de van(森の出番)」を開始する。これは岐阜県美濃市を中心に幼稚園や小中学校などに同アカデミーの指導員が出向き、端材を用いた制作、丸太切りをはじめ、遊びや自然観察、火起こし体験など森林を総合的に捉えたプログラムを提供するもの。森林に関して総合的なプログラム体験の出前授業は日本初の試みという。
同社は指導員が用いる車や社有林材を用いた木箱、端材の寄贈に加え、教育プログラムを同アカデミーと共に開発した。22年は50回程度の出前授業を実施する計画だ。
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