不動産サービス大手のジョーンズラングラサール(JLL)は12月8日、データセンター市場の動向を分析した結果をまとめた。「注目を浴びる日本のデータセンター市場」として発表した。急成長するデジタル市場は世界的な需要増が後押しする。クラウドサービス向けの大型データセンターの開発が急増。その数の約4割が米国に集中しており、中国、日本が続いている。今後、国内外の需要が日本で拡大し、アジア太平洋地域のデータセンターのハブ市場になる可能性があるという。2021年1~9月を見ると、日本でのデータセンター投資総額は517億円だった。既に過去10年における平均年間投資額の1.8倍に達する。