FANTAStechnologies(東京都渋谷区)は、福島県昭和村(舟木幸一村長)と2021年12月1日に「空き家利活用と地方創成推進のための連携に関する協定」を締結した。現状で同村内には、約170戸の空き家が確認されており、今回の連携による「地域の空き家の可能性を見える化」する取り組みにより、定住の促進や地域の活性化を図っていく。
同社は2015年から150戸以上の空き家再生に取り組み、2021年4月からは空き家を含めた中古戸建て流通プラットフォーム「FANTAS repro」の運営を開始した。また、国土交通省の「住宅市場を活用した空き家対策モデル事業」に選ばれた。空き家の価値を算出して修繕や売却などの利活用を促進する取り組みを行い、官民連携を強化している。