東急不動産、東急、石勝エクステリア、東急コミュニティーは5月9日、代々木公園の解体工事に着手した。24年初の供用開始を目指す。4社は、東京都が実施する都市公園法に基づく公募設置管理制度(Park-PFI)で代々木公園整備・管理運営事業の認定計画提出者となり、3月31日に東京都と同事業に関する実施協定を締結。同事業では、緑あふれる既存の代々木公園や、渋谷・原宿に隣接する立地特性をふまえ、憩いの緑と活動 の場という物質的な価値 を提供すると共に、来園者が互いに影響し、感性を刺激しあう多様な舞台を整備する。
こ代々木公園は、渋谷と原宿をつなぐ重要な立地。東急グループが進めてきた渋谷駅周辺・広域渋谷圏の各施設や地域との連携を図る。公園内にスケートボードが利用可能な「アーバンスポーツパーク」、中央にはイベント用の「にぎわい広場」など様々な広場やテラスを整備。そのほか、ランニングをサポートする「ランニングステーション」の設置や、公園内の広場を利用した「フィットネスイベント」の開催、緑の中での多様な食を楽しめる「フードホール」を設置する予定だ。