LIFULLは6月28日、首都圏版「住みやすさの割に家賃が安い駅ランキング2022」のファミリー編を発表した。
「駅周辺の施設充実度が高い」ことを「住みやすい」と定義し、21年の住民基本台帳人口移動報告をもとに、首都圏での0~14歳の転入超過者数上位10自治体(埼玉県さいたま市、東京都町田市、同八王子市、千葉県千葉市、同流山市、同柏市、同印西市、神奈川県横浜市、同藤沢市、同茅ヶ崎市)を対象に調査を実施した。その結果、1位は八王子駅(東京都八王子市)、2位は町田駅(東京都町田市)をはじめ、東京の多摩エリアの中心駅が上位に挙がった。
東京都心からほぼ同心円状の準郊外のターミナル駅が上位となり、その周辺駅が準じる結果となった。また4位の上大岡駅(神奈川県横浜市)、7位の大宮駅(埼玉県さいたま市大宮区)など、大規模な駅前再開発が完了した駅や現在進行中の駅が挙がったほか、8位の阪東橋駅(神奈川県横浜市)、19位の千葉中央駅(千葉県千葉市)など、再開発が進む中核駅から徒歩圏内の周辺駅も30位以内に多く挙がった。
また、カテゴリー別では、「子育て施設数(保育所・小学校)」スコアでは、京急鶴見駅、鶴見駅、戸塚駅など、横浜市内の駅が複数上位を占めるなど、待機児童解消に向け子育て施設拡充といった、自治体の取り組みが反映された結果となった。
結果の詳細は、「LIFULL HOME'S PRESS」
https://www.homes.co.jp/cont/press/report/report_00245/へ。