建築模型など製作のベナ(東京都板橋区)は、建築模型に拡張現実を組み合わせたAR事業を始めた。現実空間の建築模型に仮想のARコンテンツを重ねることで、今までにはなかった表現が可能になる。建物や都市開発のプレゼンテーションなどに際して利用できるとして、同社サービスの活用を訴求していく。
例えば、白色の建築模型に色の着いた外観部分を重ねられ、また、部分的な箇所の説明を追加で表示できる。建築模型だけでは特別に「動き」はないが、ARコンテンツを加えることでスマートフォンやタブレットをかざしてみると、より効果的な演出を実現できる(イメージ写真)。
先行して展開しているVR(仮想現実)サービスとARを合わせた用途に合わせたサービスも対応する。
