経済産業省は10月19日、省エネコミュニケーション・ランキング制度の評価結果を発表した。これはエネルギー小売事業者から一般消費者への省エネに寄与する情報提供状況を5段階で評価する制度で、今年度より開始。提供された省エネ情報を元に、消費者が一層の省エネに取り組めるよう促進していくことを目的としている。
調査結果によると、小売電気事業者(提出事業者数は136者)では、1つ星は43者と最も多く、2つ星(30者)、ランク外(29者)と続き、5つ星は21者だった。
都市ガス(同41者)でも、1つ星が12事業者で最も多くなったが、2つ星、3つ星、5つ星はほぼ同じ事業者数となった。また、LPガス(同6者)は、2つ星、ランク外が2者ずつとなり、5つ星の事業者はなかった。
同省ホームページでは、同制度の上位評価事業者が実施している節電やガス節約の取り組みを紹介。今冬の厳しい電力需給を見据え、周知を図っている。
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