住まい・暮らし・文化

セキスイハイム近畿、京都福知山市で分譲戸建て住宅販売

 セキスイハイム近畿は10月22日、京都府福知山市で「スマートハイムシティ北平野」(全37区画)の販売を開始する。セキスイハイムグループは、昨年の住宅事業開始50 周年を機に、社会課題解決への貢献を拡大する「全国一斉まちづくりプロジェクト」に取り組んでおり、このほど、今年度のグッドデザイン賞を受賞。北近畿エリアでは今回が初弾となる。
 JR山陰本線石原駅から徒歩13分に位置する用地7821・85平方メートルを153・34〜220・03平方メートルの区画に整備する。造成完了は22年12月中旬を予定している。販売戸数・価格は未定。
全邸をZEH仕様とし、太陽光発電システム(PV、4キロワット以上推奨)、蓄電池(4キロワット以上)、オリジナルのHEMS「スマートハイムナビ」の3点セットを全棟で採用するほか、換気・空調・粉塵浄化の3機能を備えた第一種換気・全室空調システム「快適エアリーT-SAS(ティーサス)」を標準搭載する。
 豪雨災害や在宅避難に備えるレジリエンスメニューを全棟に採用することで、災害時の在宅避難を可能とする。停電時でも電気が使える蓄電池を標準採用するほか、雨水を地中に一時貯留する「クロスウェーブ」を近畿エリアで初めて導入。下水管への雨水排水量を抑制することで、内水氾濫の抑制を図るとともに、オプションには断水時でも数日分の飲料水を確保できる「飲料水貯留システム」を用意する。
 また、壁に設置して周辺の人の動きを検知する人感センサーと、窓やドアに設置して振動や開閉等を検知する開閉センサーによるホームセキュリティ「セキュアル」を標準採用する。
 さらに、「まちづくりデザインガイドライン」を策定し、豊かな自然環境と共存する統一感のある美しい街並みを計画。開放感のあるフェンスや塀の採用、道路と門柱の間に植栽を配置する中間領域を設けるほか、エクステリアのメンテナンス講座や住環境に関する各種イベントを開催することで、住民同士のコミュニケーション促進を図る。