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植田三井不次期社長が会見「産業ディベロッパーとして、妄想、構想、実現に期待」

 三井不動産の菰田正信社長と植田俊取締役専務執行役員は、12月9日の午後3時30分から都内で同日の取締役会で決定した社長交代について記者会見を開いた。菰田社長は今回の社長交代について「コロナ後をある程度見通しが立ち、今年度は過去最高益となる見通しで、ビジョン2025の達成が見込めるこのタイミングで、次世代のリーダーにバトンタッチをした」と話した。新社長に内定した植田専務は「妄想、構想、実現という言葉を大切にし、常に心がけている言葉だ。不動産業は産業ディベロッパー。産業ディベロッパーとして妄想、構想、実現に期待してもらいたい。大切なのはいろいろな人が妄想できることで、それを拾っていきたい」と語った。

 植田俊氏(うえだ・たかし) 1983年三井不動産入社、2015年常務執行役員、20年取締役常務執行役員ビルディング本部長、21年取締役専務執行役員。61歳。

(写真)会見する菰田社長(右)と植田専務(左)