住宅・不動産専門サイト「オウチーノ」を運営するくふう住まいがまとめた「オウチーノ・首都圏人気駅ランキング調査」(調査期間は22年7月~12月末)によると、22年下半期は1位「橋本駅」、2位「辻堂駅」、3位「大船駅」と神奈川県がトップ3を独占、6駅がトップ10に入った。「橋本駅」は前年の2位から順位を上げ、1位を獲得。JR線と京王線が乗り入れ、駅周辺には複数の大学キャンパスや大規模商業施設が充実しているなど、主要都市へのアクセスが良く生活しやすいエリアとして人気が継続している。
同社の谷尾和昭代表取締役は、調査結果を踏まえ、「かつては都心や空港へ1時間以内でアクセス可能な駅に絞る傾向がうかがえたが、働き方が変わったことにより、育児や趣味などにかける時間の需要が増え、自然を身近に感じる郊外エリアを選択肢として検討するユーザーが増えてきている。また、郊外への人気のエリアの広がりは当面は継続するものと思われる」とコメントしている。