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学生らの緑陰道路整備計画にクラウドカメラ提供 セーフィー

 セーフィー(東京都品川区)は、同社で開発・運営し、身体に容易に装着できるとして建設現場などで活用されているウェアラブルクラウドカメラ「Safie Pocket2」(セーフィーポケットツー)を、「大野川緑陰道路みらいへつなげるみちプロジェクト」(大阪市西淀川区歌島2丁目から同区百島2丁目までの全長約3・9キロメートル)に提供した。同緑陰道路の一部エリアを学生たちが憩いの空間として計画、デザイン、施工するまでの一連の過程を映像で記録するために同社のクラウドカメラが活用される。

 同プロジェクトは、大阪市西淀川区(中島政人区長)と、修成建設専門学校ガーデンデザイン学科(大阪市西淀川区)が協力して同校近くの歩行者・自転車専用道路内を活用して取り組み、共創による「憩いの空間」の整備計画を進めている。また、この取り組みは、大阪・関西万博に向けた「TEAM EXPO2025」の共創チャレンジとして登録されている。

 今回、同社のクラウドカメラで記録した映像は、学生たちが長年の経験で蓄積した専門的スキルやノウハウとして、後輩の育成などに際して伝承していく。