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温室効果ガス排出量削減の中長期目標を設定 ミラースHD

 MIRARTHホールディングスはこのほど、温室効果ガス排出量削減における中長期目標を新たに設定、公表した。

 今回の目標では、同社グループの事業活動に伴う温室効果ガス排出量について、「30年度までに20年度比で50%削減、50年度までにネットゼロ」とすることと定めた。対象はスコープ1(事業者自身による直接排出)およびスコープ2(他社から供給された電気等による間接排出)。スコープ3(事業活動に関連する他社など、スコープ1、2以外の間接排出)については、現在エネルギーデータ集計を進めており、23年度中に温室効果ガス排出量を公表する予定。

 同社は目標達成へ向け、グリーン電力への変更推進、各種省エネ施策の実施、社有車のEV化、非化石証書等によるカーボンオフセット対策の実施などを進めていく方針。また事業面でも、太陽光発電施設の開発・運用の継続のほか、「風力発電やバイオマス発電事業への取り組み等、カーボンニュートラルの実現に向けて更なる再生可能エネルギーの供給に取り組んでいく」(同社)としている。

(画像) 今回設定した中長期目標における温室効果ガス排出量削減イメージ