総合

記者が解説 住宅新報web週刊ニュース記事(3月24日~3月30日)

・全体的に以前ランクインの記事多く

・地価公示が公表され、土地動向に関心

・成長企業に合った契約の中規模オフィスに商機か

 1週間のランキング・トップ10から記者が気になる記事を3つピックアップしていきます。まずは全体的な傾向として、以前にランクインした記事が多数上がっています。今回は上位に不祥事や人事に関連した記事が並んでいます。

 こういった傾向の中で、6位の「【23年地価公示】住宅地上昇もマンション業界に異変「中古市場は供給過多で価格調整も」(2023/3/28号)」は、3月22日に公表された地価公示をベースに新築、中古双方の住宅市場を俯瞰し、専門家の見方も交えた分析記事となっています。

 9位の「ケイアイスター不、用地仕入れシステムに新機能拡充(2023/3/28配信)」についても土地に関する記事です。戸建て住宅用地に関する企業の独自システムへの関心がうかがえます。

 最後に、10位の「ヒューリックのフレキシブルオフィス第2弾「満床稼働」 サブスク型賃料&DXで人気も「懸念は過剰供給」(2023/3/28号)」ですが、最近好調な企業の新規事業ということもあり、ランクインしました。短期間に人員が増減する成長企業にとってオフィスの規模をどうするのかは悩みのタネです。スピードを求める成長企業に対して、これまでの2年単位の契約とは異なる契約やサービスが求められているのかもしれません。懸念もある中で、そこに商機を見いだしていると思われます。

 

アクセスランキングトップ10 (3月24日~3月30日)

1位 宅建業者を超過報酬で15日間の業務停止に 東京都
2位 REDS 深谷十三代表取締役に聞く 公取訴訟なぜ踏み切った 「自由な価格競争を訴求する」 手数料表示の禁止 消費者利益を損なう「ポータルサイト優越的立場の乱用、独禁法に抵触」
3位 記者が解説 住宅新報web週刊ニュース記事(3月17日~3月23日)
4位 大東建託、新社長に竹内啓常務取締役 4月1日付
5位 大成建設の施工不良で札幌の再開発竣工を約2年延期 NTT都市開発
6位 【23年地価公示】住宅地上昇もマンション業界に異変「中古市場は供給過多で価格調整も」
7位 人事・機構改革 積水ハウス
8位 公取提訴 リクルートなど3社 中堅仲介会社 手数料表示を認めず競争阻害
9位 ケイアイスター不、用地仕入れシステムに新機能拡充
10位 ヒューリックのフレキシブルオフィス第2弾「満床稼働」 サブスク型賃料&DXで人気も「懸念は過剰供給」