エネルギー関連事業を主軸とするシナネンホールディングス(東京都港区、山﨑正毅社長)は10月1日、子会社4社を統合し、総合建物メンテナンス会社として「シナネンアクシア」(東京都新宿区)を設立する。
今回統合するのは、いずれもグループ内で建物維持管理事業を営むタカラビルメン(茨城県龍ケ崎市)、インデス(東京都町田市)、ガスシステム(愛知県名古屋市)、サンフィール(東京都渋谷区)の4社。統合後の新会社であるシナネンアクシアの主な事業エリアは、首都圏及び中京圏となる。
同社グループはこれまで、M&Aなどを通じて建物維持管理事業を拡大してきており、「非エネルギーセグメントの中核事業の一つ」(同社)と位置付けている。そして、「各社が有するサービス・リソースを集約し、より広範囲に、ワンストップで高品質なサービスを提供する」(同社)ことを目的に、今回4社のメンテナンス事業を統合することとした。
新会社の資本金は1000万円。事業内容は、居住用建物やビル、商業施設等における総合建物メンテナンス、運営受託及び共用部管理(ハウスクリーニング、原状回復・リフォーム・リノベーション・設備機器工事、各種緊急対応等)としている。