・交代したトップインタビューがランクイン
・変動型へ、住宅ローン市場の変化を体現
・データ活用、本格化の局面へ
1週間のランキング・トップ10から記者が気になる記事を3つピックアップしていきます。
今回も全体的にトップ人事がランクインしています。1位は先週と変わらず東急のトップ交代で、5位に引き続き大東建託の社長交代が入っています。
こうした傾向を反映したのでしょうか、3位の「YKKAP 魚津彰・新社長に聞く 住宅供給会社と価値創出 関係構築で街づくり参画も トータルデザイン提案へ(2023/5/16号)」は、4月1日に就任した新社長のインタビュー記事です。トップインタビューは関心が高いものですが、今年は多くの企業でトップが交代しており、今後、各社のトップインタビューが続くことになりそうです。
2位の「アルヒ、住宅ローンの変動比率5割に SBI新生銀と商品開発(2023/5/16配信・ニッキン)」は、提携ニュースですが、その前日の5月15日に、弊社において両社が住宅ローン事業で提携した記事を一報として報じています。長期固定の住宅ローンである住宅金融支援機構の「フラット35」取り扱いシェアトップのノンバンクが、変動型の比率を半分にまで上げるという方針を示したことは、現在の住宅ローン市場の状況を端的に反映した結果ではないでしょうか。
6位の「不動産会社各社でデータ活用が進む 不動産テック協会(203/5/16配信)」は、デジタル化が遅れていると言われていた不動産業界においても本格的な普及段階に入ってきたのだと思います。デジタルの活用はより使いやすく、他社との連携も踏まえた効果的なツールが何かを選択する段階に入ったのではないでしょうか。1年前に不動産取引書類の電子契約が全面的に可能となりましたが、本格普及に向けた課題を整理する局面になりつつあると思います。