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充電出力を遠隔制御できるEV充電器の提供開始 プラゴ

 プラゴ(東京都品川区)は、EV(電気自動車)関連システム間の世界的通信標準規格「OCPP」に対応し、最大6キロワットの充電出力を遠隔制御できるEV用充電器「PLUGO BOX」(プラゴ ボックス)の提供を始めた。

 同社開発の専用アプリ「My プラゴ」やゲスト用ウェブページから、3キロワットもしくは6キロワットのどちらかの出力を選べる。
6キロワットの出力は、これまでは一般的だった普通充電器の2倍程度の速さで充電できるという。選択によって、軽自動車のEVやPHEVなど、充電受け入れ能力が3キロワットの車両に対応する。

 同社では、「PLUGO BOX」や、最大4キロワット出力の普通充電器「PLUGO BAR」(プラゴ バー)のほか、最大出力50キロワットの急速充電器「PLUGO RAPID」(プラゴ ラピッド)の3種類のEV充電器を提供している。限られたスペースでも起きやすい「壁かけ型」と、オプションで地面に据え付ける「スタンド型」を用意している。

 商業施設など、利用者の滞在時間や車両性能に応じた柔軟な充電サービスの拡大を促進し、営業車両などのEVを導入する事業所での電力需給に対応した充電の運用など、様々な場面で活用を支援する。