三井不動産は6月28日、ライフスタイル型商業施設の名称を「三井ショッピングパーク ららテラスTOKYO-BAY」(千葉県船橋市、鉄骨造地上2階建て、延べ床面積約1万1200平方メートル)に決定した。開業は11月を予定。地域居住者の日常の憩いの場となる約5000平方メートルもの大規模な広場空間と、デイリーニーズに応じた全36店舗を揃え、コミュニティの拠点として魅力あふれる商業環境を創出。効率的なエネルギー運転管理等によるCO2排出量の削減などにも取り組む。
同事業は、船橋市が実施した「JR南船橋駅南口市有地活用事業」の事業者公募において同社が選定されたもの。同社グループが管理・運営する「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY」や、現在建設中の大型多目的アリーナ「(仮称)LaLa arena TOKYO-BAY」(2024年春開業予定)にも近接している。駅前市有地の高いポテンシャルを活用した官民連携による開発を推進することにより、臨海部の玄関口としてふさわしい拠点形成を含めた魅力的なまちづくりを実現すると共に、にぎわいの創出や回遊性の向上を図る。
なお、ライフスタイルパーク型商業施設「ららテラス」とは、「街の賑わい」と「日常生活の彩り」をコンセプトに、スーパーや生活雑貨店などを核として、ファッションやレストラン、地域に必要とされる医療やサービス機能などを集積し、利便性の高い商業施設のことを指す。